海外教育研修の意義
日本の海外渡航の現実
グローバル企業も増え、海外との取引や仕事の機会が増える現代。特に今は技能実習生関連の法案改正などで多くの外国人が日本にやってくる中で、異文化に触れたり、英語を使って現地でコミュニケーションをとった経験などがより重要になってきます。
その中で、どれだけの日本人が海外渡航をしているかを見てみましょう。隣国の韓国は44.0%で、台湾は61.9%である中で、日本人の出国率は13.5%でした。
(日本政府観光局/2016年)
日本の20代だけに注目をしても出国率は23.4%です。ちなみに、30代は20.7%、40代は19.7%…70代以上は3.7%と世代ごとに出国率は低下しています。
(出国管理統計/平成28年/法務省)
この出国率の低さに私たちJECOは危機意識を持っており、若者の海外渡航へのきっかけづくりが重要であると考えています。とりわけ接点が今後大きく増えていく東南アジアなどの発展途上国での経験をより重視しています。
凄まじい発展やその一方で発生している社会課題に触れることも、SDGsなど世界規模での社会課題を考える上で大切だと考えています。
日本の若者の自己肯定感の低さと夢
日本の若者(13~29歳)は「自分に自信があるか」の質問において、45.8%(米国86.8%、韓国71.5%)と低い水準です。
「社会現象が変えられるかもしれない」という意識も日本は30.2%(米国52.9%、韓国39.2%)と低く、「将来への希望」に関しても日本61.6%(米国91.2%、韓国86.4%)と低くなっています。
<詳細> 内閣府/今を生きる若者の意識 https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h26gaiyou/tokushu.html
日本や社会を担う若者の自己肯定感の低さや、将来への希望の低さにも私たちJECOは危機意識を持っています。学校現場では学ばない自己との向き合い方や、就活のためではない自己分析の重要性を感じています。
そこで、JECOではの以上の問題を解決するための海外教育研修を開催しています。キャッチフレーズは「旅で人生に革命を」で、「旅革命研修」と呼んでいます。
詳しくは、tabikakumei.com をご覧ください。